大豆が世界を変える

ここわずか半世紀の間に、世界は加速度的に豊かになってきました。経済的に豊かになれば肉の消費量は増えていきます。日本でもつい100年前までは動物肉は、ほとんど食べられていませんでしたが、今では毎日のように食卓にのぼります。近年では、中国やインドなどで急激に経済が成長し所得が向上し、それにともない食肉の需要も増加しています。

ところで牛肉1kgを生産するためには11kg、豚肉では7kgという大量の穀物が必要だという調査があります。食肉を生産するために穀物が飼料として畜産に用いられ、結果として人間用の食糧が不足するという事態に既に陥っていて、新興国を中心に飢餓のために8億人もの人が栄養不足になっていると言われています。さらに2010年に70億人だった世界の人口は2050年には100億人に達する見込みで、食肉が不足するだけでなく、穀物不足も深刻化することが危惧されています。

また、家畜が出すゲップや糞から発生する大量のメタンガスは二酸化炭素の25倍の温室効果があることから、畜産が地球温暖化の一因にもなっていると言われています。
畜産による食肉は、輸送においても冷凍保存であるため、常温で運ぶ穀物と比べて何倍ものエネルギーを消費しています。
それらを解決する手段として、世界各国で代替肉が開発されていて、大豆ミートは代替肉の主流となっています。大豆には世界を変える可能性が秘められているのです。

たんぱく質が抜群な大豆

人間の体のあらゆる組織を作り出すのためには、たんぱく質はなくてはならない栄養素です。大豆には「畑のお肉」と呼ばれるほどとても多くのたんぱく質が含まれています。実際に、大豆100%で作られているコッチラボの大豆ミートとお肉の「たんぱく質含有量」を比較すると、牛肉と同じくらいの比率で、穀物の中でも突出した豊富さです。

さらにたんぱく質の有用性を表すアミノ酸スコアも、大豆は最高の100点とされています。 
しかもコレステロールは含まず(ゼロです)、植物性の脂質は不飽和脂肪酸ですから、大豆ミートはとても優秀な食材なのです。

コッチラボの大豆ミート

私たちは、食事から受ける影響が大きい成長期の子どもたちとって、安心できる食品であることは欠かせないと考えています。子どもに食べさせるのに不安を感じない、たくさん食べてくれて嬉しいからこそ、本当に「おいしくて楽しい食事」になるからです。大豆ミートにおいても素材を厳選し、余分なものを加えない商品づくりをしています。
よく、大豆ミートは「大豆のにおいが気になる」という声をききますが、コッチラボでは大豆の産地や品種の選定から開発に取り組み、「美味しいから、また食べたい」と手に取ってもらえる、新しい大豆ミートを次々と生み出しています。

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